先日、TAMAの新ペダルHPDS1をレビューをしました。
ダイレクトドライブなのに驚くほど踏みやすいペダル。正直欲しいです。
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TAMAの新ペダルHPDS1レビュー
どうも、ペダルマニアのドラマー山岡大佐です。 以前、YAMAHAの新ペダルのレビューをしたんですけど、ありがたいことにご好評を頂きました。 関連記事 なので、また新しいペダルを使ったらレビューをしよう ...
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しかし、これ以上機材は増やしたくない・・・。
やはりアレをやるしかないか・・・。
ということで、みんな大好き改造です。今回はドリルを使う魔改造。
Sync-Coil
そもそも、なぜ僕がHPDS1を欲しがるかというと。
僕が理想とするフットペダルのセッティングは、踏み込みを軽く、戻りの速度は上げたいという矛盾したもの。
ペダルはその構造上、スプリングを弱くすると踏み込みは軽くなるけど戻りが弱くなり、逆にスプリングを強くすると、戻りは速いけど踏み込みが重くなります。
なので、理想のセッティングに近付けることは難しい。
しかし、HPDS1(というかTAMAのペダル)に搭載されているSync-Coilを使用すればかなり理想に近付けると思われます。
ということは、HPDS1じゃなくても自分のペダルにSync-Coilが付いていればいいのでは?
そういうことです(笑)。
自分のペダルにSync-Coilを装着します。
さっそくSync-Coilの要であるCC900Sを購入。約1,300円ほど。
中身はこんな感じ。
ペダル選び
僕のメインペダルはDW5000AH。これまた改造してあります。
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フットペダルDW5000AHの改造
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これにCC900Sを付けようと思いましたが、アンダープレートの構造上ちょっと難しい。また、フットプレート下のスペースが狭くてCC900Sが上手く設置できない。
何より赤いプレートに穴を開けたくない(笑)。
なので、DW5000AHに取り付けるのは諦めました。
僕が持っているペダルの中でCC900Sが付きそうなペダルはPearlのP-3000C。
長年使ってきて汚いから穴も気にならない。
ドリルで穴あけ
電動ドリルで穴をあけます。
使用するのは6.5mmの刃。
穴あけの位置を決めたら一気にズドン。
ネジ穴は2つ必要です。
完成
穴があいたらCC900Sを取り付けます。
そうそう、CC900Sは裏面からチューニングキーで位置を変えられるようになっているんですね。
そのためTAMAのペダルのアンダープレートには、下記写真のような専用の縦長の穴があいています。
この穴もあけようと思いましたが、手持ちのドリルでは小さくてダメでした。最低でも10mmは必要のようです。
まあ位置を変えられなくてもそれほど不便ではないので、これはこのままでいいでしょう。
感想
セッティングして実際に演奏してみました。
踏み込みのバネを弱くしても戻りは速い。足の裏に吸い付く感じがあります。
かといって、CC900Sのバネで踏み込みが重くなるようなことはなく、戻りだけをアシストしてくれます。これはいいですね。
元々PearlのP-3000Cは優秀なペダルでしたが、CC900Sを付けたらさらに反応が良くなりました。僕の踏み方と相性抜群。
改造費はCC900S代金の1,300円ほど。あとはドリルと勇気があれば15分もかからず完成します。
これで当面の間、僕のペダルはP-3000Cがメインになるでしょう。魔改造最高(笑)。
あ、当然ながらドリルで穴をあけるので後戻りできません。自己責任ということで。
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