アルバムチャレンジ4日目。
Challenge accepted!
ルール:特に注文なし。毎日1枚、5日間あなたに影響を与えたアルバムを選択してください。ポストカバーや説明なし。毎日人を指名してください。
今回は歴史に残るアルバムです。
---------------
そもそも、5枚に絞ること自体が無理ということに気付いた4枚目。
18歳になると様々なジャンルの音楽を聴くようになった。
そんな中、出会ったのがこのアルバム。
スティーリー・ダンの『Aja』。
ドラマーなら絶対に持ってなければならないアルバムだ。
アルバムタイトル曲でもある『Aja』。
ドラムはスティーブ・ガッド。
このプレイは神の領域、神の演奏。
これをレコーディングしたということが信じられない。
音もダイナミクスもタイム感も全てが完璧。
ライドシンバルのダブルストロークは私が5億年練習しても到達できないレベル。
これ以上完璧な演奏はないかもしれない。
いや、それどころか人間が演奏できるものとしては最高峰かつ限界点だろう。
それほどガッドのプレイは究極だ。
もちろんこのアルバムはガッドだけではない。
バーナード・パーディーが叩く『Home at Last』。
リック・マロッタが叩く『Peg』。
他にもそうそうたるドラマー、ミュージシャンが参加している。
こんな贅沢過ぎるアルバムは滅多にない。
いや、莫大な予算を使えた(であろう)SMAPのアルバムがあったか。(SMAPのアルバムは海外の超一流ミュージシャンが参加していた)
このアルバムの発売は1977年発売。
43年も経っている。
音楽は多様性を極め、レコーディング技術は進歩し、ドラムの演奏方法も進化した。
しかし、43年前のガッドのプレイは現在でも最高峰である。
スポーツでは記録は日々更新されていくが、芸術は永遠に残る。
スティーブ・ガッド以上のドラマーは出てくるのだろうか。
---------------
というわけで、4枚目は終了。
100年200年後でもAjaは色褪せないでしょうね。
次回はラストの5枚目。