運転中、横断歩道のない交差点に差し掛かったところで、歩行者(60代くらいの男)が一旦停止もせず左右も見ずにノーモーションで飛び出してきました。
狭い道路でスピードは出してなかったので停まれましたが結構危ない。
恐らく常習犯ですね。
男は自分が神の如く飛び出して来ましたから。
モーセの十戒かのように車は停まり道は開けるといった感じ。
しかし、ここからが信じられなかった。
僕が停まったら、その男は手に持っていたLEDライトを僕の顔に向かって照射。
眩しいし目が痛い。
ライトを人の顔に当てるなんてできないですよ普通。
なので、いつもやってることでしょう。
さらには「歩行者優先だ。警察呼ぶぞ。バカが」と怒鳴り、さらには「このクソガキが!」ってメッチャ大声出してるし。
47歳だけど、まあ爺さんから見たらクソガキか(笑)。
で、その瞬間、僕はこの男の人生を勝手に想像してしまった。
きっと怒鳴ればなんとかなる人生だったのだろう。
怒鳴って自分の正義感を押し通し、優越感に浸ってきたのだろう。
たった1分程の一方的な怒鳴りと言葉遣いで、男の薄っぺらい悲しい人生が垣間見えてなんだか逆に可愛そうになってしまった。
まあ僕が今まで仕事してきた中で、50代〜60代の男(特に自称会社役員)が最も怒鳴るという経験を持ってますから別に驚きもしないんですが。
でも、ああいう人間にはなりたくないものです。
っていうか、爺さんが偉かろうが何だろうが、轢かれて怪我したら取り返しつかないよ。